所用で北与野に出掛けて来ました。その途中で「ぶっかけうどん小野」を再訪する事に。
　いやー久しぶりです。前回来た時は味に反比例してお客さんが全くいなくて、正直大丈夫かなーと思っていたのですが、今回は駐車場が一杯で行列も出来る繁盛っぷりでした。


　今回はえび天ぶっかけを注文。およ。以前いただいた時よりうどんが太くなっています。食べると…お？太い分だけうどんの旨味が増してますよ？香りこそほとんど無かったのですが、うどんの雰囲気は少し三嶋製麺所を彷彿とさせました。良いうどんですね。

　ダシはイリコ風味の甘めで前回と印象変わらず美味。えび天は前より少し大きくなったかなーという感じ。量も結構あり、最後まで楽しめました。

　こちらは別個で注文したおでん（大根、牛すじ）。どちらも薄味ですがダシは良く効いていました。酢味噌が良く合いました♪

　さいたまスーパーアリーナを横目に、北与野駅を降りて「ぶっかけうどん　小野」へ。去年の９月に出来たばかりのお店です。

　実はここ、出来た時から行ってみたいと思っていたお店でした。というのも、香川県高松の「大円」で修行したお店との話を聞いていたからです。　埼京線北与野駅を出て、さいたまスーパーアリーナを真後ろに八幡通りを西へ真っ直ぐ。ひたすらひたすら１０分ちょい歩くと「ぶっかけうどん」ののぼりが見えて来ます。綺麗な建物の中は小さいカウンターとテーブル。キャパは１５人ほどでしょうか。　メニューは大円と一緒のぶっかけうどん中心。スペシャルぶっかけなど大円そのままのメニューもあります。メニューの裏にはきちんと、大円で修行した旨の記載がありました。カウンターの横には麺打ち台がどーんと鎮座しています。わざわざガラス張りになっているのはお客さんに粉を飛ばさない配慮でしょうかね。


　スペシャルぶっかけを注文、比較的すぐに出て来ました。外見は大円のそれと変わりませんが中身は…とダシをかけてうどん啜ってみると、…うおおぉぉやった、と思わずガッツポーズ。美味い！

　一目で手打ちとわかる細めのうどんはズルーっとして、噛むと柔らかい？という第一印象をもったままムニューというコシを歯に与えてきます。これが快感です。本家より柔らかめで伸びがある印象。東京ではほとんど見かけないうどんですが、一番印象が近いのは「三六や五兵衛」でしょうか。あれを少し固めにした感じです。

　ダシはイリコが効いた甘めで飲める美味しさ。具はどれもうどんを邪魔せず、海老天は小さめながらふんわりしていました。

　遂に埼玉でもこんなうどんが食べられる様になったのかと思うと、何だか嬉しくなってしまいます。さいたまスーパーアリーナに立ち寄った際はつい立ち寄ってしまいそう…というか、ここに寄るためにアリーナに行く用事を作ってしまいそうです。何も関係ありませんが、大将は美男で女将さんは美人です。言うことありませんね。