前回の「根の津」から電車に乗って、秋葉原にやって来ました。根津から秋葉原へはそんなに遠くないので、家電の初売りを見て回ろうという魂胆です。

　たくさんの人がいる中お店を回って、小腹が空いた所で「小諸そば」に立ち寄りました。都内では結構有名な立ち食い蕎麦のチェーン店です。　お店は中央通りを末広町に向かって行く途中にあります。いかにも立ち食いの風情を感じる店内はいつも人で一杯。食券制です。立ち食い蕎麦屋としては珍しく、テーブルに小梅が置いてあって、小梅が好きな私は秋葉原に来るとここについつい立ち寄ってしまいます。


　いつもは鶏唐揚げ定食（蕎麦+鶏唐揚げ2個+ごはん）を頼むのですが、今回は店頭に貼り出されていた、香味豚せいろうどんを注文。立ち食いなのでさっと出て来ます。

　温め直したうどんがせいろに乗っています。四角いうどんは多分生麺を使っているのだと思うのですが、ちょっと茹で過ぎでほとんどコシを感じられません。一緒に付いているのは何と柚子胡椒。主に九州で使われる香辛料ですが、まさかここで見る事が出来るとは。柚子の香りが効いていて、うどんに絡めて食べるととても美味しいです。ダシは醤油が効いてのっぺりした感じ。飲んでみると舌がピリピリします。豚肉は薄くて豚の脂の美味さは感じられませんでした。

　立ち食いは回転時間が勝負なだけに、１５時頃入店の今日はいつもに比べると少し外した感が否めなくて残念でした。コストパフォーマンスは高いうどんだと思います。この日はいつも通り、３個程小梅を齧ってからお店を出ました。