同僚の〒先輩、ポン汰さんと再訪しました。ちょっと私自身が庶民過ぎるのか、高尚的な雰囲気も感じられますけれども、それを差し引いても良い雰囲気のお店です。今日はピークの時間を過ぎたのか、半分程の入りで落ち着けました。


　今回はかけうどん630円（と、お子様天丼630円）を注文。幅は小さめですけれども高さのある器で出て来ました。なんだか「味の民芸」を思い起こさせます。

　うどんは細めの純白で四角、温かいダシの中でも腰を主張するしっかりとしたもの。堅い訳ではなく、キュッとした食感。うーん、ポン汰さんの注文したせいろも似た様なうどんでしたし、以前のゆるゆるしたうどんはもう味わえないんですかねぇ。あれは幻だったのでしょうか。
　ダシは節類を中心とした香るもの。少し色が濃いですが完全に関東風という訳ではなく、ダシを飲んでいる感がちゃんと伝わる上品さ。薄味ですね～。これはこれで美味しいです。

　蕎麦屋でありながら、とても無難に良いうどんを出してくれるお店で気に入っているのですが、やはり個人的には以前いただいた、あのゆるゆるうどんをもう一度味わってみたい所です。

　お給料が入ったので再訪してみました。近場で、ゆったりした空間で、ちょっと贅沢にお昼ご飯を楽しみたい時はここは重宝しますね～。
　ここは日によってはメチャメチャ混んでいるのですが、今日は幸い14時頃の入店で、席に余裕がありました。


　今日は穴子天おろしうどん1,000円を注文。辛味大根が付いてきます。
　出て来たうどんの器は小さめです。以前ここでお子様天丼を頼んだのですが、もしかしてその器と大きさが同じでしょうか？その位小さいです。

　うどんは…あれ？前回食べた時よりもうどんが全然細くなっていますよ。前回はかなり太かったのですが、今回は直径1.5ミリくらいしかありません。蕎麦がちょっと太くなった位の太さです。
　口に含むと、細くなったせいか前よりも締まった感じでキュッとした食感です。しなやかな印象は変わっていませんが、前回のゆるゆる感が好きだったのに～。

　ダシは今回はぶっかけ仕立てなので、色の濃いつけダシです。みりんっぽいスッキリした甘さが爽やかで、とてもサッパリしています。鰹のほのかな香りもします。　具の穴子天はやや小ぶりながらも、サクサクほわんとしていて美味しかったです。上品ですね。辛味大根は辛味大根なのにやや辛さ控えめなお味でした。辛いの駄目な私でもこれなら大丈夫です。

　前回とは全く違ううどんが出て来て面食らってしまいました。微調整では済まない位、太さに違いがあるので、もしかしてうどんによって太さを変えているのかなぁ…とも思ったり。
　また後日、試してみようと思います。

　引っ越した会社の住所から一番近いうどんの店は「玄蕎麦　野中」といいます。同じく練馬にある「明月庵田中屋」で修行されたお店で、ここは蕎麦としては相当の有名所なのだとか。

　先日蕎麦を食べに早速お邪魔した所、うどんもメニューに書かれているのをしっかりと確認したので再訪してみました。
　住所はちょっと一言では説明出来ない、住宅街の真っ只中。最寄は西武池袋線の中村橋駅か練馬駅か。中村第二郵便局の隣にあります。　綺麗な黒塗りの塀に洒落た外灯、店頭では石臼が粉を引いていて、その日の蕎麦粉がガラスに貼られています。店内はシックな雰囲気で、テーブルだけで20席ほど。14時入店で先客6人。

　メニューはせいろが600円。2枚で900円。おろし、納豆、鴨せいろ、にしん、鍋焼きなど一般的な蕎麦屋のメニューです。火、木、土は深い緑の荒挽き蕎麦、水、金、日は手挽き田舎蕎麦が一日10食限定で食べられますが、うどん食いにはあまり関係ありませんね＾＾；


　今回はせいろ2枚900円を注文。黒豆茶をいただきつつ10分ほど待ちますと、二段構えのせいろが出て来ました。

　うわっ、すげえ！このうどんメチャメチャ綺麗な半透明ですよ。うどんは見た感じ少なめに盛られていますが、せいろそのものが大きいので2枚だと結構ボリュームがあります。
　たぐってみると柔らかくてゆるゆる。なんとまぁ、久々に見る女うどんではないですか。うどんそのものの味は残念ながらほとんど感じられませんでしたが、こんなうどんが蕎麦屋で出て来るとは良い意味でビックリしました。

　ダシはみりんの効いた、やや甘めの優しい味。サッパリしていてうどんの表面をさする様に味が絡みます。単体としての力は弱めですが、添えられた生姜やゴマ、ネギを乗せると良い味になりました。

　とても静かに地元に溶け込んだ良い雰囲気の蕎麦屋さんです。ちょっと普段使いには値段が高いのですが、ちょっと夜飲みたい時はお洒落に使えそうです。

　サイドオーダーで頼んだお子様天丼は630円。海老天2匹とイカ天、ピーマン天が乗っていて、こちらも美味しかったです。