夜に再訪しました。昼のサイズでお店オリジナルの白肉うどんを注文。


　中太からやや太めのうどんは茹で立てで、温かくてもしっかりとしたコシを残していました。白いダシは白味噌が入っているそうですが、何となくトンコツの様な味も…で、やや甘め、上には豚肉が乗り、生姜が臭み消しに入っています。ちょっとこれはワタシにはしつこめでした…。もう少しアッサリしていても良いかも。

　「一滴八銭屋」は、創作料理とうどんの店。一滴のつゆにも八銭のお代を頂戴している事を肝に銘じて料理を提供する、という心構えを込めてこの店名にしたのだとか。創作うどんとしても讃岐うどんとしてもかなりすごいうどんを出す、という噂は以前から聞いていました。
元々店のある新宿は通勤の通り道なので、場所などは随分前から確認していました。しかし逆に言えばここは何時でも来れるので、何らかの事情で時間が空いた時に来れば良いかーと、尋ねるのを後回しにしていたのでした。

　そしてこの日。私は営業時間を見間違えて、予定していた恵比寿の某店でうどんを食べる事が出来なくなり、思いがけず時間が空いたのでした。多分これは神が私に一滴八銭屋に行けと伝えているのでしょう。新宿に直行です。
（追記：後で調べたら一滴八銭屋って恵比寿店もあったみたいですね。ギャー）


　新宿西口の入り組んだ道をゴソゴソ進むとお店があります。階段を上がって二階に行ってドアを開けると店内は満席。女性客やカップルが一杯です。ぬぁー大人気ですな。
カウンター席が空いて無かったので、お座敷にご案内しますと言われて三階へ。混雑する店内で一人、四人用のテーブルを独占したワタシは、店でめちゃめちゃ浮いた存在になってしまったのでした。何かうどんの写真とか撮ってますしね。


　10分程待ってうどんが出て来ました。注文したのはぶっかけうどん。うどんの上には大根下ろし、天かす、海苔と葱。
中太のうどんはちょっと固めのモチモチ感が歯をグイグイ刺激します。固いんじゃなくて、モチモチ感が固めという印象です。ダシもちょっと甘めですが美味しいです。結構量があった様に見えましたが、食べ終わった頃には食べる前よりもかえって腹の調子が良くなったかの様でした。

　噂通り美味しかったです。基本のうどんがしっかりしているので、他のうどんも創作うどんも味わってみたい！という気にさせられます。夜は創作料理が中心になるので、うどんは丼が小さくなるそうです（昼用の丼でも注文出来ます）。今度は創作うどんを食べに来てみたいです。