周記(台湾)

台北市漢口街一段80巷12-5号

無休

11:00~19:30

訪問1回目 - 2008/07/20(2008/08/16更新)

周記 2008年の7月20日~22日にかけて、相方さんと台北に行って来ました。台湾と言えば何と言っても食べ物が美味しい所というイメージ。また麺の文化も広く、日本式のうどん「烏龍麺」もあったりします。

 今回はそんな麺文化の中から、牛肉麺をいただきに行って参りました。店名は「周記」。入り組んだ市場の奥にある食堂です。

 牛肉麺は、その名の通り牛肉の入った麺料理。情報サイトによっては「台湾のうどん」とも「台湾のラーメン」とも書かれていたりします。そんな牛肉麺のお店の中でも今回の「周記」は、珍しい手打ちで麺を提供してくれるお店です。
 お店は厨房が半分外に突き出ていて、店頭で頑固そうな大将が茹で具合を見ています。

周記 店内は台湾で良く見かける、半オープンな食堂の雰囲気。ざっかけないテーブルと椅子。箸は竹製のものが袋に入っています。

周記  メニューはこんな感じです。今回はもちろん牛肉麺(小)90元を注文。タイミングが良かったのか、大将が注文を受けてから茹でてくれました。10分程して出てきたものがこちら。

牛肉麺(小)90元=約325円
牛肉麺(小)90元=約325円

 牛肉麺のスープは主な種類として、紅焼(砂糖を油で炒めて醤油を加えたもの)、清燉(牛骨ベースのスープで割とあっさり)、蕃茄(トマト味のこってりスープ)があるそうです。こちらは紅焼。かなり濃い色をしています。

 飲んでみると、八角の効いたスパイシーでモンゴリーな…、そう。以前、上海の「避風糖」でいただいたスープを、さらに個性的にした様なお味。唐辛子も加わっているせいで、かなり辛味も感じます。
 しかしこの風味に慣れて来るとこれが病みつきに。美味しいです。煮込まれた牛肉もとろける様に味があり、パクパクいけます。

 麺は手打ちの平打ち。もっちりもっちりとしていて味があって美味しいです。まさか台湾でこれだけレベルが高い麺を味わえるとは。ちょっとビックリしました。
 台湾慣れしている相方さんも、ちょっとビックリしたとおっしゃる程の美味しさ。どうしても食べてみたかった台湾の麺は、期待を裏切らない素晴らしいものだったのでした。

 帰り、写真を撮る姿が珍しかったのか、大将がこちらを見てニッコリと笑いかけて下さいました。大将、見るからに頑固そうなイメージだったのですが、意外にも人懐っこい笑顔がとても素敵でした。
 台湾の素敵な思い出がまた一つ増えたのでした。
周記
周記
台北市漢口街一段80巷12-5号
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