松根(東大和市)

東京都小平市小川町1-423【Map

木金曜休

11:00~14:30(売切次第閉店)

訪問1回目 - 2009/07/19(2009/07/26更新)

松根 うどん屋探しで良くお世話になっているブログ「eg-blogうどん店」さんで、東大和市に面白いうどん屋さんがあるとの記事を発見して、早速お邪魔して参りました。西武池袋線から新宿線、国分寺線、拝島線と乗り継いでどんぶらこ。東大和市は実に久しぶりです。

 お店は駅から徒歩約10分。駅前の大通りを南へ真っ直ぐ。三叉路で左手前に入り、川沿いにそそっと歩くと幟が見えます。

 奥に入るとそこはまるで異世界。10年ほど前から公開しているという森田さん家のお庭「森田ガーデン」。その中にあるお店が目的地の「松根」です。

 草木に囲まれた木造りの外観は、突然田舎のおばあちゃん家に迷い込んだかの様です。それと比較すると中は綺麗で、カウンターとテーブル席で12~3人入れる様になっています。入り口横には麺打ち場も見えます。
 ちなみに外にはオープン席もあって、こちらも10人位は座れそうです。開店直後の入店で先客1人。

 メニューはシンプルに、せいろ(蕎麦)700円、糧うどん600円だけです。ランチメニューとして、ご飯や天ぷらなどが付いたそばランチ1,000円、サイドメニューに季節の天ぷらがあります。他の方のブログを見ていると、季節の天ぷらは、庭で育てている野菜から採ってくるものもあるみたいですね。

糧うどん600円
糧うどん600円

 今回は連食予定のため、シンプルに糧うどんを注文。ゆっくり時間の流れる中、きっちり茹で立てでおうどんが出て来ました。ダシには大量の油揚げが入っています。

松根 うどんは埼玉県産の農林61号だそうで、綺麗な飴色をした不揃いの手打ち。エッジが立ち、上には一旦木綿(うどん生地の切れ端)も見えます。

 いただいてみるとややカタコシな、地粉の香りがふんだんに出たおうどん。あー、武蔵野らしい武蔵野うどんですねぇ。美味しいです。

 ダシはなんとも素朴な美味しさ。昔祖母の家でいただいたダシを思い出しました。椎茸が入っているのかな?と思ったら、ダシの底にしめじが大量に潜んでおりました。きっとこのお味ですね。
 具は大根や茄子、小松菜など。ダシに入れると一気にボリュームが増します。まさしく糧うどんの由来そのものな感じ。どれも美味しくいただけました。バランス良くいただける様にしているのか、うどんの量はやや少なめでした。

 何ともゆったり時間の流れる個性的なお店で、まったりくつろぐ事が出来ました。お店を出たら、隣のお家から多分森田さんその人が顔を出し、美味しかったでしょ~とにこやかな笑顔。
 いつまでもそこにあってほしい、素敵な雰囲気を持つ良店です。

松根
松根
東京都小平市小川町1-423【Map
11:00~14:30(売切次第閉店)
木金曜休

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