慶(根津)

東京都台東区谷中1-2-14【Map

日曜休

昼:11:30~14:00(火~金)  夜:18:00~翌3:00(月~土)

訪問1回目 - 2016/03/15(2016/03/21更新)

慶 以前から噂にお聞きしていた、根津の「慶」にお邪魔してきました。
 根津駅から言問通りを千駄木方面に5分ほど歩くと坂の途中に見えてくる、小さなお店です。
 2011年開店。2015年に今の場所に今の場所に移転してきたそうです。

 根津の名店「釜竹」の2号店です。
 夜の営業が主だったので今までお邪魔出来なかったのですが、最近ランチを始めたのでこりゃ行かねばと足を運んだのでした。

慶 こじんまりとしたお洒落な店内。一階はカウンターのみですが、二階席もあるようです。
(後で知り合いが、「二階は畳で座って飲めるよ!」と教えて下さいました)

 若い男性と上品な物腰の女性、お二人で切り盛りされていました。
 開店直後の入店だったので先客はなし。

慶 メニューはとてもシンプルに、ぶっかけうどんが500円とかけうどん700円。のみです。
 ですが、ここで「おや?」と思われた方はうどんマニアではないでしょうか(^-^;
 釜竹の本店では、釜揚げとざるしかメニューにないのです。釜竹で食べられないメニューが、こちらでいただけるという訳ですね。

 各大盛りは100円増し。天ぷらはごぼう天、煮玉子天、かしわ天の3種類でした。

慶 慶さんはベースが日本酒バーなのでお酒は豊富です。
 カウンター裏の冷蔵庫の日本酒も美味しそうなものばかりでした。

慶 注文からしばらくして、先に煮玉子天が登場。
 薄味ですがきっちり味が付いていて、何もつけなくても美味しかったです。

かけうどん700円
かけうどん700円

 うどんはかけうどんを注文。
 こちらのお店、うどんと出汁は、釜竹から都度取り寄せているそうですよ。

慶 そのうどんはやや固めで、折れ幅の短い大振りの縮れ麺のような雰囲気。

 あれ、これが釜竹のうどん?とやや違和感を覚えましたが、ああ、釜竹では釜揚げばかり食べていて、こちらのうどんは水で締めているからか、と納得。
 ややモソモソとしていて、出来ればもう少しだけ茹でて欲しいかもー…と感じてしまいました(^-^;

慶 出汁は若布にきざみも入って、かけうどんなのにとても豪華。

 昆布っぽいザラッとしたかすかな食感が舌に乗ります。香りは立たず全体的に尖ったところのない優しい味わい。典型的な大阪うどんの印象でした。

 隠れ家的な上品さがとっても素敵で、夜誰かを誘って行きたくなるお店でした。
 逆にお昼はあまりにも上品過ぎて入りにくそうな雰囲気で、女将さんが外に出て呼び込みをされていたのが印象的でした。
 釜竹の2号店ということで、多分これからメディアに取り上げられて、どんどんお客さんも入ってくるのでしょうが…。

 沢山の方に知って欲しいという気持ちもあり。でもこのまま隠れ家的お店であって欲しいという気持ちもあり。複雑な気持ちになりました(^-^;
慶

03-5834-2440
東京都台東区谷中1-2-14【Map
昼:11:30~14:00(火~金)
夜:18:00~翌3:00(月~土)
日曜休

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