| 小縣家 | |||||
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次の目的地は「小縣家」だったのですが、事前の情報収集が甘かったためにとんでもない事になってしまいました。 事前にJR琴平駅から小縣家近くまで琴平参宮電鉄バスが出ているという記事を見たので、JR琴平駅の駅員さんにそのバスは何処にあるか聞いてみると「そんなバスは無い」の一点張り。琴電岡田駅の方が近そうだからそっちで聞いてみなと言われて行った所、徒歩しかないよとのお答え。 来る前までは小縣家へは楽に行けるかなーと思っていたのですが、一気に強行軍になってしまいました。トホホ。香川で電車で食べ歩きをするのは難しいですね…。 琴電岡田駅から一時間程、土器川を越えて歩きに歩くと、すっかり汗だくになった頃に大きな看板が見えて来ます。 何とか到着しました。しょうゆうどんの登録商標を持つ元祖。「小縣家」です。
うーん。ちゃんとした店構えです。当たり前ですけど。 しかも中に入ると、店員さんが席に案内してくれます。当たり前ですけど。 おまけに何と、席に座ると店員さんが注文を取りに来るのです!当たり前ですけど。 何だか香川のうどん屋を数件回ると、こういう光景の方がおかしく見えて来ます。 とりあえず店員さんにしょうゆうどんの小を頼んで、久々に味わう一般店の常識に頭を切り替えようとしていると、店員さんが「どうぞー」との声と共に、ゴトっと何か置いて行きました。
…接客がしっかりしている店でもこういう状況の説明はしてくれません。香川って本当に不思議な所です。 コスコス大根を下ろしながら周りを見ると、家族連れが一家四人で大根を下ろしていたりします。変な光景のはずなのに妙に違和感が無くて、ほのぼのとしてしまいます。 一杯分位の大根を摩り下ろした頃、うどんがやって来ました。大根を上に乗せて、ネギとゴマを乗せて、スダチ酢をかけてもちろん醤油もかけまして完成です。
締めたてを証明するかの様な半透明の麺はとても綺麗で、きっちりエッジも立っています。 噛むと心地良い弾力があって飲み込みも気持ち良い。とても洗練されたうどんです。 作家・村上春樹氏も著書「辺境・近境」の中で、ここでご自身コスコス大根を擦った事を書かれています。 県外から来たお客さんもうどんを食べた事をちゃんと記憶に残せる様な。そんなお店です。 (2003/06/01 14:00)
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