長田in香の香(香川県善通寺市)

香川県善通寺市金蔵寺町1180【Map

水木曜休

9:00~17:00頃まで

訪問2回目 - 2010/09/25(2010/10/17更新)

 2010年の讃岐路、お昼最後の訪問は釜揚げの雄、善通寺の「長田in香の香」
 私は2003年の最初の讃岐旅行以来、2度目の訪問です。

長田in香の香 当初は香の香は予定に入ってなかったのですが、ここには「一杯のうどんを何人かで分ける時は、うどんダシ代として、余った人数一人につき100円払う」というルールがある事を旅行中に教えていただきまして。

 逆に言えば、それを使えば皆で分け合えるから食べられるんじゃ?という事で、急遽訪問が決まったのでした。

 あと「香の香の冷やしは美味しいよ!」という情報を同行者さんからお聞きしまして、私がいても経ってもいられずお願いした、というのもあります(苦笑)。

長田in香の香 14時の入店でしたが、100人は入れそうな店内がほぼ満席。
 前に来た時はそれ程入っていなかったので、あまりの人気にビックリしてしまいました。

長田in香の香 うどんが来るまでに、釜揚げと冷やしのダシをそれぞれいただいて比較。

 釜揚げのダシは以前来た時のままで懐かしい。メチャメチャ濃く、甘しょっぱく、イリコと節が甘い醤油に包まりつつ舌に乗る感じ。冷やしの方はイリコの苦味を強く感じました。

 それからじっくり待ち。かなり待ち。(先客が凄く多かったので)

釜揚げ(大)350円
釜揚げ(大)350円

冷やし(大)350円
冷やし(大)350円

 来ました来ました。ちなみに今回は4人で来たので、2人分のダシ代としてプラス200円支払っています。

長田in香の香 久しぶりの香の香のうどん。前回も感じましたやや太めのモチモチうどんは今回も健在。グミ系だね、おっしゃっていたのをお聞きして、成る程、これがグミ系なのかと納得しましたり。

 冷たいのもやはりモチモチとしたグミ系。うどんの甘味も感じられましたが、同行者さん曰く、少しいつもの味と違うとの事でした。

 単体だと濃いなーと思うダシですが、うどんとの相性は相変わらず抜群。ちょっと薄まったダシを飲むのがまた楽しかったりするのでした。

訪問1回目 - 2003/06/01(2003/07/17更新)

 満濃トライアングルから琴平駅に歩いて戻り、再びJRへ。無人駅の金蔵寺駅で降りました。
 ここから10分程歩けば「長田in香の香」です。

 ここは「長田」のダシを作っていたスタッフが独立して開いたお店。それはつまりここが昔の長田の味、S級指定の味が食べられる店だという事を意味しています。もちろんここの名物は釜揚げうどん。

長田in香の香 綺麗な店構えで、まだ出来てから日が経ってない事を物語っています。時間が時間なので店内は空いていました。

 周りを見ると、茶碗とダシ入れの器が「長田」と同じ様に容器に並んでいます。という事はシステムも「長田」と同じなのかなと思ったら案の定そうでした。レジで釜揚げうどんの小を注文して札をもらい、ダシ入れを取って席で待ちます。

釜揚げうどん小250円
釜揚げうどん小250円

 出て来たうどんの外見は長田のそれと全く変わりません。持ちにくい徳利もそのままです。ダシに麺をつけてズーッと啜ると

濃ッ!!Σ(゜Д゜;

 ダ、ダシが濃いー。外見から同じ様な味を想像していただけに意外でした。「長田」のはごく普通のダシでしたが、ここはそれを5倍に凝縮した様なダシです。そのためうどんを含むとカツオの風味が強くプーンと口に広がるのですが、これがメチャメチャ美味しい。
 うどんのモチモチ感や喉越しは「長田」とほとんど変わりませんが、長田の様なひねた後味は無く、小麦の香りがやはり口の中一杯に広がります。

長田in香の香 長田もすごかったですが、香の香の釜揚げうどんは自分の中の釜揚げの常識が変わる味でした。

 濃いダシもそのまま全部飲んで、貴重な経験をしたなあと思いつつ店を後にしたのでした。

長田in香の香
長田in香の香
0877-63-5921
香川県善通寺市金蔵寺町1180【Map
9:00~17:00頃まで
水木曜休

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