| 赤坂(綾南町) | |||
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高松駅に戻って来ました。今度は駅を出て目の前の高松築港駅へテケテケ歩き、ここから出ている私鉄、琴電こと琴平電気鉄道に乗り換えます。
この電車、瀬戸内海沿いを通るJRの高松〜琴平間よりも内陸を通る数少ない香川県の交通機関の一つなのですが、経営不振のために2001年に民事再生法の適用を申請しています。個人的に頑張って欲しいと思っている私鉄です。
次の目的地は「赤坂」。最寄駅はこの琴電が結ぶ高松築港駅〜琴電琴平駅間の丁度半ば程にある、陶駅です。
時間にして35分、お金にして490円程かけて陶駅に辿り付きました。出た先は踏み切り。向こうは上り坂、後ろには橋が見えます。
橋の方を見てみると、橋を遠目に跨いだすぐそこに「赤坂うどん」の看板が立っていました。をー、本当に目の前ですね。 橋を渡って、看板のある所を曲がると、そこにはいかにも年季の入った建物がありました。
「赤坂」は、騒がしいおばちゃんと寡黙なおっちゃんで有名な陶の名所…もというどん屋です。
今回の香川行きの直前、この店がテレビで全国放送されていた時にも、おばちゃんは東野幸治及び山口智充、加藤明日美と絡んで、そのキャラクタ振りを如何なく発揮していました。 お世辞にも綺麗とは言えない(失礼)店の外には3人程、中には5人程のお客さんが並んでいます。最後尾に並ぶと、千鶴子おばちゃんの「いらっしゃいま〜せよ〜」の声が、独特のイントネーションを伴って店の外まで聞こえて来ました。 いやはや、テレビでも見ましたが、このおばちゃん本当に喋りに喋ります。うどん茹でていようが丼に入れてようがお釣り数えてようがお構いなしです。おかげで並んでいる間も全然退屈する事がありません。おまけにそのバリエーションも豊富で、お客さんの醤油のかけ過ぎを注意したかと思ったら、次の瞬間にはおっちゃんと口喧嘩を始めてたりします。 ワタシの2人前位まで来た所で、おばちゃんうどんが足りなくなった〜のよ〜と持ち場を放棄してうどんを踏み始めました。その間も喋りは止まりません。うどんを切り落として茹で始めた時、眼鏡をかけた30代位の人が店に入って来ました。 おばちゃんの語り口から判断するに、お手伝いの方の様です。玉分けてね〜と言われて、おばちゃんの代わりに玉を計って蒸篭に分け始めました。その内ワタシの番も回って来たので、このお手伝いの方に冷たいのを1玉もらいました。
ここの名物の一つ「ねぎバサミ」。ネギをハサミで切ってうどんに入れます。結構これが面白いんですよね。まだ行った店そのものがそんなに多く無いのですが、ワタシの知る限りネギを切るのにハサミを使うのは先の「日の出製麺所」とここだけです。
うどんは醤油とダシがあって、ダシの場合はおばちゃんが丼に入れてくれますが、醤油の場合はここにある醤油を自分でかけます。
うどんをもらったので、狭い店内を抜けて外に出ました。やや細めでやや平打ちの機械切りのうどんは、ズルズルッとしてとっても美味いです。柔らかいのに切れない力(リキ)がある、とはテレビでおばちゃんが言っていた台詞ですが、まさしくそれを体現したうどんです。東京だと、池袋の「硯家」のうどんに似ていました。 という訳でうどんは満足だったのですが、残念なことにおばちゃんとマトモに会話出来ませんでした。このお店にたくさん人がいる時に来るのは勿体無い感じがしますね。願わくば、次はもっと空いている時に伺う事が出来たら、と思います。 (本当はもう一つ書きたい事があるんですが、それはまた機会がありましたら) (2003/09/06 13:40)
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