ここ何週間という短い期間でその評判を聞くようになった、池袋の新店
「あんぷく」に足を運びました。10月1日オープンだそうで…。いやはや、皆様本当に情報が早いです。お世話になっておりますm(_ _)m
お店は西口のマルイのそば、大通り沿いにあります。地域柄か?呼び込みのお兄ちゃんが格好良くチラシを配っておりました。
申し訳ないほど美味しいうどん屋が出来ました!とかおっしゃっていた様な気がします。
こちら、道場六三郎氏の元で修行を積み、NYでも評判になったお店を手がけた料理人が作り上げるおうどんのお店なのですとか。何だか名前だけ聞くとものすごい迫力ですね。
店内には武田双龍氏直筆の書がドン!と壁に書かれています。出来立てだけあってとても綺麗かつ清潔な印象を受けます。カウンター席とテーブル席で総席数25。こじんまりとしていますが、客席のスペースは意外に広く取られています。
調理場にもホールにもスタッフが多かったです。それもかっちょいい兄ちゃんばかり。賑やかで良いですね。お昼時の入店で大体半数ほど席が埋まっていました。
メニューは普通、大盛り、特盛りと全て同じ値段。つるとんたんを思い出しますね。一番安いのはざる、きつね、海のおうどん、玉子とじうどんがそれぞれ680円から。おろしや山かけ、明太子、梅干し、若鶏、肉汁のおうどんと並びます。
ここはオリジナルメニューに力を入れているみたいで、きのこのクリーム、ジェノバ、とんこつちゃんぽん、蟹とアスパラのトマトクリームなど個性的なメニューが見慣れたメニューと同じ位の数並びます。
カレーうどんとクリームうどんもジャンル分けされていて、それぞれにもかつカレーのおうどんや、海老クリームのおうどんなど、面白そうなものが並んでいます。ご飯ものも白飯100円からいくらご飯350円まで揃っています。
今回はカレーうどんの中から、写真を見て興味が湧いていた牛すじカレーうどん1,100円を大盛りで注文。
先客も多いしゆっくり待つかなーと携帯を出したら、お待ちどうさまーとすぐに出て来てビックリ。5分くらいでしょうか。見込み茹でみたいですね。エプロンもきちんと付いて来ます。
箸と比較するとわかるのですが、丼がメチャ大きいです。
丼の中にはたくさんのうどんと、とろんとしたカレー、上には美味しそうな牛すじに、じっくり炒められた色合いの玉葱。そしてクリーム。
カレーはカーっと来る辛さはなく、じんわりと体を温めてくれるものでコク、旨味たっぷり。上に乗せられた牛すじもふわふわのとろとろで
うまっ!コラーゲンうまっ!なお味。このカレーダシは今まで食べたカレーうどんの中で5本の指に入るかも…とても美味しいです。
対してうどんはといいますと、細めで四角く真っ白と男らしい麺。ガッシリと角が立っています。食べると…ぐは、
こ、粉っぽい! 出て来るのが早かったのは、単純に茹で時間が短いからか!と思わせる固さです。
粉の風味があるので美味しいな、カレーと合うな、とは思うのですが、ちょっと消化上危険かなーと思いました。もう少し茹でてもらえると嬉しいですね。
あと、こちらはうどんとは関係ないのですが、お水の入ったグラスが臭かったのが気になりました。料理に高い意識でまとめようとする気概が見えた分、こういう細かい所がかえって残念に思えてしまいました。
とはいえこの辺りは時間が経つにつれて解決すると思います。接客は気持ち良いですしカレーのレベルも高く、他のメニューも食べたい!と思わせるものもありました。
個人的に近くて使いやすいのも良い感じです。お店の近くには「喜心」という個性的で面白いうどん屋さんもありますが、そこと比べても遜色なし。西口の選択肢が増えて嬉しいです。