この日は奥さんが東久留米に行くと言うので付き添い。
　途中でご飯が食べたいという事で、駅からほど近い「しみず」に立ち寄りました。約5ヶ月ぶりの訪問です。

　以前と比べて、わかめうどんや山菜うどんなどメニューの数が増えています。

　あと、「柳久保うどんを始めた」と書かれていました。
　すっとぼけていて詳細を聞くのを忘れてしまったのですが＾＾；ｽﾐﾏｾﾝ、400円増しと書かれているので、多分、東久留米特産の小麦粉、柳久保小麦で打ったうどんが食べられるのだと思います。
　
　400円増しなのは少し高いですが、都内でもほとんど食べられるお店のない柳久保小麦のうどんがいただける様になったのは非常に喜ばしいです。
　今回は肉汁うどんを注文。前回の肉汁つけうどんとは違い、温かいかけうどん形式のうどんです。
　奥さんの分もあるためか少し時間がかかりましたが、その分しっかりと茹でたてが出て来ました。

　うどんは前回と変わらない、細めでぐりぐりと捩れた独特の手打ちっぽいうどん。

　ただ、うどんの長さが平均15cmくらいと短すぎた前回に比べて、倍近い長さになっていました。
　そのため啜りやすくなり一口の満足度もアップ。また粉の風味はそのままで美味しくいただけました。

　ダシは関東風の甘めのものに、肉の力強い脂が加わって濃厚さアップ。しかしうどんが強いので、温かいうどんにもしっかり合っていました。良かったです。　こちらは奥さんが頼んだ角煮うどん700円。角煮は別添えです。

　角煮は値段に比較するととても大きく食べでのあるもの。先ほどの肉汁よりも味が強いので併せて食べるのは大変そうでしたが、角煮単体としてはとても楽しめるものでした。　前回お邪魔した時よりも印象が良くなっていました。元々ここのうどんをいただいた時にうどんの風味自体は好きだなぁ…と思っていたので、その時よりもさらに美味しいうどんをいただけた事が、素直に嬉しいです。

　後は煙草さえ何とかなれば、と思うんですけれどもねぇ…＾＾；（席間が狭いので、近くで吸われるとキツイのです…）

　東久留米の「一長」さんが閉店し、その跡地に新しく「しみず」さんといううどん屋さんが出来たという情報を「ぐーたりの舌」さんでお見かけして、出掛けて来ました。

　お店は西武池袋線東久留米駅の西口を出て、ドトール前の道を西の方へ真っ直ぐ進むと見えて来ます。「しみず」という駐車場の看板もあるので分かりやすいと思います。
　屋号に書かれていますし、新しいお店も武蔵野うどんのお店という事で間違いなさそうです。　外観や内装は一長さんの時とほとんど変わっておらず懐かしい雰囲気。奥に長いカウンター席と、脇の2人掛けのテーブル席も同じだったと思います。キャパとしましては15席ほどでしょうか。
　店員さんは確か、男性二人に女性二人はいらした様な気がします。明るくて居心地の良い雰囲気です。昼時の入店で7人ほど先客がいらっしゃいました。　　メニューは温かい、冷たいとあってかけうどん、もりうどん450円から。きつねやかき揚げ、カレーなどほとんど600円台で注文しやすい価格になっています。

　かき揚げ丼や角煮丼とうどんのセットメニューもあります。大盛りは100円、特盛りは200円増し。
　今回は肉汁つけうどんを注文してみました。
　10分ほど待って出て来ました。お、茹でたてですね（＾＾）大きいお皿にどんとおうどんが乗っております。　うどんは灰色がかっていて、細くてペナペナっとしたちょっと平打ちっぽいもの。あまりうどんでは見かけない、まるでラーメンの様な細かい縮れが入っています。

　箸で持ち上げてみると、短っ！一本の長さが15センチくらいしかないのではないでしょうか。手打ちの端っこかと思いましたが、ほぼ総ての麺がこの位の長さでした。何故この長さにしたのかちょっと気になりましたり。
　口に含むと、こちらはふんわりとした粉の香りが感じられて美味しいです。　ダシは関東風で甘味の強いもの。葱、そしてわりと大きめの豚肉が3枚ほど入っています。濃い訳ではなくスッキリとした味わい。個人的な印象で実際は違うのかもしれませんが、ダシの表面にほとんど脂が浮いてなく、そのためスッキリしているのかなと思いました。
　この細めなうどんには良く合って美味しかったです。　竹輪天100円も注文してみましたが、こちらは揚げおきの小さい竹輪で、お値段を考えると少し残念に思えてしまいました。　うどんの一口一口は美味しかったのですが、残念ながら全体的にはやや物足りなさを感じてしまいました。
　麺の一本一本が細く短いので、普通に啜っているつもりでも通常のうどんよりも口に入る総量が少なくて、結果物足りなく感じてしまうのかなーと、そこはかとなく考えてみたりしましたり。

　味や雰囲気は好きなので、次回お邪魔した時は大盛りもしくは特盛りで頼んでみようと思います。