先日「赤坂麺通団」が閉店したばかりの赤坂に、讃岐うどんの新店が出来ていた!とのお話をお聞きしてお邪魔して来ました。店名は
「さぬきうどん+ GENKI」。2011年6月のオープンだそうです。
お店は赤坂見附駅から大通りを一本入った所にあります。色々理由があるのかもしれませんが、看板があまり目立たない事に加えて、幟がお店の死角になる所に立てかけてあって、目の前を通っても気付きませんでした。
色鮮やかなグリーンの看板なのですけれどもね^^;
本場讃岐の名店に指導を受けた本格的な讃岐うどんをいただけるにも関わらず、新しいうどんのカタチを目指し、店内がカフェ風だったり、Free WIFIを用意していたりと、うどん屋としては今まであまりなかった試みをしています。
緑と白をベースにしたお洒落な店内は本当にカフェとしても使えそうな、うどん屋さんぽくないもの。
なのに店頭には券売機がドーンと置いてあったりして、そのぎこちなさが面白いです。若くてイケメンなお兄さんが一人で店内を仕切られていました。
お昼ちょい過ぎの訪問で、週末のためか先客はいませんでした。
メニューはかけうどん、生醤油うどんが290円からとセルフ並のお値段です。
他にもぶっかけ、わかめ、きつね、肉など並びますが、高くても500円台のリーズナブルさ。天ぷらもお願いすれば揚げたてを120円から150円でいただけます。
メニューにはありませんでしたが、コーヒーなども格安でいただけるみたいです。
今回はシンプルにかけうどんを冷で頼んでみました。
しばらくお待ち下さいとのお声をいただいて5分ほど。うどんが真っ白な丼の中に綺麗に盛られて登場です。
うどんはやや太めで四角いストレート麺。見た目からしてキリッとしていますが、噛んでみたらもっとキリッ、もとい、キリキリとした食感です。
多分茹でたてか、茹でたてに近い状態だとは思うのですが、中に少し芯が残っているみたいでした。ガッシリしたうどんですね。
かけダシはやや濃い色をしています。
飲んでみるとまずイリコが来て、その後ろから鰹が追いかけて来る様な印象。舌の上には、濃くて丸い塩味がドーンと乗って来る様な感覚。
丁寧に作られている印象です。個人的にこちらは温かいうどんの方が美味しいかもと思いました。
決して悪いお店ではないのですが、出来たばかりのためかまだ少し、色々な所にチグハグとした印象を受けました。接客など丁寧にやられている感覚はあったので、きっとこれから良くなるとは思うのですけれども。
頑張って欲しいなーと思います。次は温かいうどんも食べに行きたいと思います。