恵比寿
「博多うどん酒場 イチカバチカ」を訪問しました。
今年の8月2日に開店したばかりのお店です。
その名の通り博多の美味しいものがいただける酒場のコンセプトで、「博多一風堂」を展開する力の源パートナーズと、「焼とりの八兵衛」のコラボによって生まれたそうです。
一風堂と八兵衛でイチカバチカなのですね。
なお、ここが1号店という訳ではなく、すでに群馬県と茨城県に店舗があるそうです。
場所は恵比寿駅から徒歩5分ほど。
店内は厨房を中心にカウンター席、手前に丸テーブル、奥にもテーブル席があるようです。
キャパは30席ほどでしょうか。
髭のお兄さんを中心に、5人ほどの方が働かれていました。
黒いTシャツに書かれた文字は「GOBOTEN」。ちょっと欲しいです(笑)。
お昼頃の入店で入りは半分ほど。子連れの方も多いです。
一番安いメニューは素うどんで500円。ごぼ天うどん、丸天うどん、肉うどんと並ぶ様はまさに博多そのもの。
実はホームページのトップに「ニク肉うどん」という小倉肉うどんっぽい写真があってそちらも気になっていたのですが、残念ながらこちらのメニューには無いようでした。
(「極上肉うどん」がその名残ですかね?生姜の単語が消されていますし…)
テーブルの上には、九州系のお店で良く見かける「黄金唐辛子」もありました。
うどんは注文してから5分ほどで出て来ました。
丼を埋め尽くす巨大な丸天が素敵です。
うどんはやや太め。
食感は外側がふんわり、ぽにょんぽにょんとしていて中心がもっちりとしたもの。
以前、新宿の「FISHMEN(閉店)」でいただいたものに似ています。
博多うどんか?と聞かれると(個人的に思い入れのあるものとは)微妙に違うのですが、それでも良い味出ていると思います。
出汁は黄金色でややあっさりめ。
卓上の柚子こしょうや唐辛子を入れると味がグッと引き締まって美味しいです。
丸天は目の前で揚げられたもので熱々。魚の甘味がとっても濃厚。
13センチもある巨大なものでしたが、苦もなく美味しくいただけました。
ランチサービスで付いてきた小さな「かしわめし」も美味しかったです。
開店から一月も経っていませんが、流石は母体がしっかりしているだけあって、完全に完成された、高い品質を保つために良く考えられたと思わされるうどん、そして雰囲気でした。