「りっちゃん 神保町店」にお邪魔しました。
　
　2018年3月開店。横浜市、川崎市に店舗を構える横浜かすうどん「りっちゃん」の系列店。
　横浜かすうどんは、大阪発祥のかすうどんに独自の改良を重ねて、関東の人でも美味しく食べられるようにしたものらしいですよ。
　
　お店は神保町駅A3出口を出てすぐ。徒歩1分くらいです。　
　
　奥に長い店内は、手前に券売機。
　奥の厨房に食券を渡して受け取る形式です。立ち食いスタイルに近いのですが、椅子もあります。
　
　お昼時入店で若い方が数人ガヤガヤと談笑しておりました。
　場所柄かサラリーマンの方が多いようです。　
　
　メニューは、かけ290円から。
　うどんだけでなく蕎麦もあります。といいますか、どちらかと言えばこちらは蕎麦の方がメインで、お客さんも蕎麦を頼まれる方が多い印象。
　でも横浜かすうどんを掲げるだけあって、うどんも自家製麺らしいですよ。
　
　
　ちなみに今回は入れませんでしたが、切り昆布、紅生姜、福神漬けが乗せ放題です。こういうサービス嬉しいですね。
　
　
　注文から5分ほどで到着。
　かすの他にわかめもとろろ昆布もたくさん。　
　
　うどんはやや扁平でポヨポヨとした食感。
　でも箸で崩れる訳でもなく、ちょうど良い固さ。とても良く出汁に馴染みます。　
　
　出汁は塩出汁とでも言うのでしょうか。
　色は薄く、飲むとやや塩味が強いものの旨味がとても濃く、え、これ美味しいぞ！？と、丼の前でちょっと固まってしまった程。
　
　かすはパリパリかつジュワジュワした脂の旨味がたまりません。
　わかめもとろろ昆布ももちろん出汁にピッタリで、旨味更に倍といった感じ。　
　ちょっと立ち食い形式のお店としてはビックリする程レベルの高いお店でした。
　うどんも具材もさることながら、出汁の存在感が出色。
　
　かすうどんもちろん激ウマなのですが、具材がガッツリ過ぎて出汁をじっくり楽しめない印象を覚えたのもまた確かだったので、今度は具材の全くない状態で出汁を味わってみたいなーと思いましたり。
　どうもご馳走様でした。