きぃちさんから情報をいただいて、押上の
「ししまる食堂」にお邪魔して来ました。
2010年開店。
なんでも、今はなき国分寺の名店
「うどん処 七」の娘様のお店で、七のうどんを使っているのですとか。
七が好き過ぎた私にとっては飛び付かずにはいられないお話です。
お店は押上駅から徒歩5分ほど。
東京スカイツリーに程近い所にあります。
スカイツリーは駅直結だからなのか、意外と外は人通りが少ないですね…。
東京育ちがこういうこと言うのもアレなのですが、川に面していて、博多のキャナルシティ周りを思い出します。
年季の入った外観。
11時半開店だと勘違いして来てしまったので外で待っていたところ、女将さんが中に案内してくれました。感謝感謝です。
店内は親しみの感じられるカウンター席に、12~3人上がれそうな広い小上り席。
ここで集まりとかやったらきっと楽しいだろうなあ…とか考えていたら、子連れのお母さん達が予約で入って来られて、その直後にサラリーマンの方が8人くらいドドっと。
あっという間に埋まってしまいました。
お昼のメニューはうどん中心。
田舎、胡麻だれ、きのこおろし、肉汁などのつけ系から、むじな、イエローカレー、肉キムチ、胡麻だれカルボナーラなど創作系メニューが並びます。
半盛のこどもうどんがあるのが良い感じ。
大盛は100円増し。特盛は250円増し。
今日は肉汁を注文。
15分ほど待って、キラキラのうどんが出て来ました。
七を思い起こさせる、幅が狭くて高い器にうどんが入っています。
もうこの時点で泣いてしまいそうですが、ここで泣いたら不審者確定で追い出されてしまうのでじっと我慢の子です。
うどんは不揃いでやや偏平。
表面がツヤツヤしていてとても美味しそうです。
食べると意外や意外なピロピロ食感。
七の男麺を想像していると面食らいますが、甘みはしっかりと出ていて、このまま何もつけなくても食べられるほど美味しいです。
肉汁は豚肉などしっかりと入っているのですが、これまた意外とさっぱりめ。
大葉が良い感じですね。最後まで美味しくいただけました。
大人気なのも頷ける良いお店でした。女将さんのふんわかした、肩肘張らない雰囲気がとても素敵です。
夜もお邪魔してみたいですね。
※ちなみに七の大将は、今は茨城県桜川市で
「馬荷亭」といううどん屋さんを営まれています。
こちらも早く行かなければ(^_^;)