大森
「でら打ち」にお邪魔してきました。
え?打ち間違いじゃないかって?いえ、あのでら打ちなのです。
12月10日オープン。
日本コナモン協会のどるふぃんさんが、突如
「味噌煮込みうどん」「カレーうどん」と書かれたお店の写真をアップされたのは、開店からわずか2日前のことでした。
それがでら打ちだと、後から知った時の衝撃は今でも頭にグワングワンと残っています。
「でら打ち」は、元々は旗の台で20年営業されていた名古屋うどん老舗の超名店です。
今年の3月に突然お店を畳まれてしまい、メチャメチャショックだったのでした。
しかし、しかし何と嬉しいことでしょう。
この師走に素晴らしいサプライズです!
場所は大森駅を出て5分くらい。
駅前の商店街からは少しだけ離れた、雰囲気の良いところに建っています。
店内は出来たばかりでピカピカ。
奥に厨房。左右と奥に分かれるようにカウンター席が並びます。10人も入れば一杯です。
大将と接客の若い女性、お二人で切り盛りされていました。
注文は食券制。
メニューは絞りに絞られていて、なんと味噌煮込みうどん890円とカレーうどん790円、それにライスのみ。
カレーうどんは通常のものと、旗の台時代にもあった大好きなひやあつカレーの2種類。大盛りはそれぞれ100円増しです。
ちなみに味噌煮込みは
「硬い麺」と
「柔らかい麺」が選べました。
本格的な味噌煮込みうどんのお店で硬さが選べるのはあまり記憶にありません。でも嬉しいご配慮ですね。
今回は寒かったので、シンプルにカレーうどんを注文。
うどんは
「固くないのに固いコシ」が感じられる、中太四角。
何処にでもあるようででら打ちでしか食べ覚えのない、とても不思議な甘みの味のあるうどん。
一口食べて
「うわ、変わってない」と目を見開いてしまいます。
出汁は、辛みももちろんありますが、和の風味と旨味がメチャメチャ濃厚な、もったりして黄色い名古屋独特のカレー出汁です。
具材の豚肉の美味しさまであのまんまです。
間違いなくでら打ちの味、もう会えないと思っていたので感動で泣き崩れそうでした。
ご復活、本当に嬉しいです。
今後の益々のご発展をしっかりと、そして大好きだったころうどんのご復活をこっそりとお祈りしております(笑)。